ちょっとずつ涼しさを感じられるようになって改めて季節の流れはあまりに早いなーと。
相変わらず甘い上品な香りばかりを求める毎日です。
PENHALIGON’S / CLARA
ラムとバニラとシナモン、アンバームスクのオリエンタルフレグランス。どうやら私はラム＋〇〇が今はどうにも好みです。
そして年を経て甘くも上品さクールさを感じる香りに惹かれがち。同じポートレートコレクションでも人気のコンスタンスは綿飴のような甘々で心地良いけど何か物足りない。断然クララが好みです。
ペンハリガンは世界観が素敵ですね。イギリスの上流階級の人間模様をイメージしたコレクション。製品の良さはもちろんですがブランドって大事だなと改めて感じます。ブランドを所有する、世界観を購入する喜び、みたいな。
企業も人も同じですね。（自分へ→再)人も同じですね）

さて、最近の新作は豊作、私には好みばかりでワキワキ止まらないのですが散財しそうです。皆さまもお気をつけて。

フレグランスのタバコがとても好きです。
最近特に好きなのが
CARON / Tabac Exquis
チョコレートとタバコとアンバーの甘々グルマンノート。
甘々だけど優しく上品な大人グルマン。
ほんとに上品。
タバコ系の中では今ダントツ一番好きなヤツです。
持ちも良く動くたびにフワッと香るウッディースモーキーな甘いタバコにニマニマします。
もう夏ですね…。
暑いしフレグランスも香り悪くなるし眠くなりがちだし暑いし集中力削ぐし暑いしとにかく夏は嫌いだ。

冬はどうしても甘々こっくり重い香りを選びがちなので少し気分を変えて
GUERLAIN / Après L’Ondée
「雨上がりの日差し煌めく情景」だそうで。
梅雨や夏におすすめされることの多い冷んやりフレグランス。
アイリスとバイオレットの花々にバニラが効いたとても上品なパウダリーグリーンフローラル。
この繊細で個性的な生花溢れる印象はブルームとの共通点を感じて親近感。
冬の冷たいみずみずしさも良いね。

寒い。
寒ければ寒いほど眠る時のミルクの香りが心地良い。
L’Orchestre Parfum / PIANO SANTAL
サンダルウッド、ホワイトムスク、ミルク、キャラウェイ…
このブランド全般に感じる海外の庶民的な甘〜いお菓子感。。（←私だけかもしれません）とミルクの温かさをサンダルウッドとムスクがちょうど良く大人にまとめてくれているような感覚です。
ミルクと言えばモルトンブラウンのミルクムスクが有名ですが、眠る時にバニラはちょっと私には違うのでピアノサンタルがど真ん中に心地良い。起きた時に残る柔らかさも最高です。
そういえば初めて試した時にソレイユネージュと少し似ていると感じたような。気のせいかな。ノートは似ているけれどあちらはフローラルムスクですが。
お腹にピアノサンタル、背中にムスクウートルブランのレイヤードなどという贅沢使いもしたりなんだり。
布団から出たくない。

12月ですね。
も、終わりそうですね。
周りが走るのでわたしも追い立てられるように走っています。

憧れの GUERLAIN ラールエラマティエールコレクション。
悉く好みじゃない…というよりまだまだ全然わたしが見合っていないと感じて小さなショックを受けています。
新しいシリーズから来年にもお迎えしたいな、とワキワキしてたのに。
いつか見合うと思える日がくるのか。こないのか。

さて、今日はタバコ甘い
Maison Margiela / REPLICA Jazz Club
ラムとタバコとバニラ。好み。
あぁ。素敵なバーに行きたい。

少しクセのある甘クールな香りが全般的に好みです。
ベチバーオーバードライブばかりに手が伸びてせっかくの心地よい香りが感じられなくなってきたのでハシヤスメを。
NOIR DE NOIR / TOM FORD
漆黒のオリエンタルフレグランス。
サフラン、ダマスクローズとパチュリ、オークモス、トリュフ、ウード、バニラ……
甘い、けど土っぽく男性的、けど温かみがあって上品な色気もあるような…。複雑で濃厚重厚な気品のある甘クールフレグランス。
私の肌ではトップからずっとサフランの薬っぽさが残る（少し気になる）ので、もう少しだけバニラが強い方が好みです。タバコバニラとのレイヤードも結構おすすめされているようなので同じように感じる人も多いのかな。（タバコバニラは私にはスモーキーより極甘）
サンプルでお試ししてボトル購入したのにサンプルの方が好きだった謎現象で最近はあまり手が伸びなかったので久しぶりで新鮮です。（少し劣化したサンプルの方が甘くなってたのか……謎です）
さて。甘心地よい黒を纏ったので集中してお仕事します。

枯渇し過ぎて喉から手が出るほど求めていたシプレ（？）フゼア系（？）ムスク。
柑橘や甘さが気になりなかなか好みのものに出逢えなかったのに突然現れました。
Vetiver Overdrive / L’Orchestre Parfum
サンプルで試して即ボトル購入。
最近ずっとコレにしか手が伸びないのでちょっと香りを感じなくなってきてしまった…。
フレッシュなベルガモットとゼラニウムをアーシースモーキーなベチバーとシダーウッドがまるっと包んでくれているような感じでしょうか。”音楽のイメージも相俟って”少し気怠げな夜明けの、どちらかというと男性的なクールな印象。
オーケストラ パルファム のブランドコンセプトもとても素敵です。
「もしも香りから音を聞くことができて、音から香りを嗅ぐことができる能力があったら。きっと音楽と香水という2つの芸術が生み出す完璧な調和を、余すことなく味わい尽くすことができるだろう。……これはまるで耳で香りを聴き、鼻で音を嗅ぐかのような不思議な体感。いわば共感覚。…」
今年一番の出逢いです。

実際に肌にのせてみないとムエットとはほとんど香り方が異なるのが不思議で魅力でもあります。
今では「正妻」と思っている普段使い愛用香水 Gucci Bloom
2017年発売当時、ボトルデザインに惹かれてすぐに試香に行きましたが、ムエットで試した瞬間ムワっと広がったまさに生花満載の香りに
「あ、ダメだ…」と立ち去った記憶があります。
時は経ち、アトマイザーお試し数本セットの本数を満たすためなぜか購入。
その時もお腹に噴霧した瞬間は「生花！」としか思わなかったのですが、1時間後ふと立ち上がった時にふんわりと漂ってきた香りに驚きと感動！
ここまで印象が変わるものもあるんだなと…。本当に面白い。。
調香師さんは香水の王様アルベルト・モリヤス。
ジャスミン、チュベローズ、ベースはあまり聞き慣れない南インド産のラングーンクリーパー。この絶妙に甘さとグリーン感をまとめてくれるパウダリー感がラングーンクリーパーなのかな（？）
あぁ…心地良い。肌なじみ抜群です。正妻。
教訓：ムエットだけで判断するな。ムエットの感想はアテにするな。

気分やシーンに合わせて香水を使い分けるのはあるあるです。
私の場合は、
仕事に集中したいときはバニラやグルマン系の甘い香り。
疲れたな…というときはムスクに包まれて眠りたい。
外出時、普段使いはホワイトフローラルやフローラルフルーティーの自然で柔らかい香り。
今日はバニラ甘い CELINE DANS PARIS
憂身窶しとりますが。
CELINE といえばわたしの印象は、なんというか…
懐古・郷愁。
PARADE はとても好きな香りですが、わたしが学生の頃に少し年上の世代の男性が多く使っていた有名なアレを思い出し…
NIGHTCLUBBING は小さい頃実家にあった重厚な箪笥の樟脳と母がいつも忍ばせていた固形石鹸の混ざった香りを思い出し…

我が家には今ムスク（シプレ？ フゼア系の？）が枯渇しているのでずっと出会いを求めています…。
プロに相談しようかな。

香水好きなら恐れる突然のお別れ、
生産終了。
なんでなの。
Tom Ford Noir Pour Femme
本当に生産終了なのかわからないですがボトルはもうどこにもないしアトマイザーの販売も消えていってるような…。改良と信じたい。
Celesはまだ購入できそうなのでとりあえず急いで購入。

エクストリームがあるでしょってことですか。
Noir Pour Femme
フロリエンタルで重い魅惑的な香り。
オレンジ、バニラ、クルフィ、サンダルウッド、アンバーのとても甘くスパイシーで癖になる香りです。
アンバーが強いものは結構苦手な体質ですが、夏の体温高く汗をかく季節でなければわたしの肌でもずっと心地よく香ってくれます。
ボトルも黒金ですごく好み。
Tom Ford 全般かもしれませんが結構香り強めなので個人的には室内癒し用です。
ナルシソムスクと同じ調香師さん。
ナルシソムスクも心地よくとても好きな香りです。そういえばサロンドパルファンがはじまる。エラケイ。。
あぁ…消えないで。